高卒で就職して社会に出ていく若者はいまも昔も大勢います。しかし、その離職率の高さが大きな問題になっているようですよ。
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高卒者の就職状況が最近では低下の一途をたどっています。
高卒者の就職率は昭和40年には60パーセントあったのが、平成12年には20パーセントを切るようになりました。
これには高校生が大学に進学する人が増えたからということが一つ挙げられると思います。大学を卒業して就職するほうが初任給や、その後の待遇がよいという考え方が増えてきたためでしょう。
もう一つは最近の社会問題にもなっているニートの問題です。高校を卒業した後も、就職をすることなく、アルバイトなどで生活をしていくことであります。
以前は、フリーターであることを嫌う傾向がありましたが、最近の傾向としてはフリーターであることを抵抗なく受け入れている若者が多いようです。
このような理由から高卒者の就職率がどんどんと下がってきていると思われます。
高卒者を雇用した企業はどのように見ているでしょうか。
以前は「金の卵」といわれていた高卒就職者ですが、最近は厳しい見方をしている企業が多いようです。
「就労観や職業観」、「コミュニケーション能力」「基本的な生活態度や言葉遣い、マナー」について不満を感じている企業が多く、そのうち「勤労観、職業観」に「不満」と感じている企業はほぼ半数に達しているといいます。
以前は終身雇用という就業形態が普通であったのが、最近は途中で何らかの理由でやめていく高卒者が多いためでしょう。
大卒者よりも早く入社をする高卒で就職した人は、早いうちから技術面を会社で育てていくメリットがありました。
また、大卒で就職した人に負けまいと、技術面を磨き、スキルアップをしていくような向上心のある高卒の就職者が多かったです。
しかし、最近は物になってきたところで離職してしまう、また自分に合わないと思ったら、簡単に辞めてしまう、このような傾向があるため、企業側としても、早くから育ててきた人材がなかなか定着してくれないという悩みから、高卒で就職する者に厳しい見方になってしまうのでしょう。
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高卒で就職した先で継続して働くメリットというのあるのでしょうか。
もちろんあります。
就職した先で技術を磨くことでその道のエキスパートになることができます。
また、最近では高卒で卒業した人に、会社に勤務しながら夜間学校などの大学に通ってもらって、大卒の最終学歴を取得するという会社も増えてきています。
能力のある人であれば、どんどんと昇進をしていくことも可能です。
途中で転職をしていくことも、スキルアップになったり、独立をするという夢をかなえるためであることもあります。
しかし、大半は仕事が合わないということで離職する人が多いです。
雇用の機会均等が叫ばれている今日ですが、現実はやはり高卒での再就職は厳しいといってもいいでしょう。30歳を過ぎての再就職となると、派遣による就職が多いです。
そうすると、昇給や退職金などの見込みがありません。また、初任給も高卒ということで、非常に安い給料からのスタートになってしまいます。
継続して働いた人との給料の差は歴然です。少しばかりの苦労があったとしても、長い人生設計を考えて、転職をすることがどれだけのリスクを含むか、ということも考えてみる必要があるでしょう。
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